
このたび、第44回通常総会(6月24日)及び臨時理事会におきまして、理事長に就任することになりました、粥川長司です。どうぞよろしくお願いいたします。
平成元年の協会設立以来、既に22年の月日が経過をいたしました。この間に理事長を務められた4人の方は、行政、学識経験者などで、それぞれの分野で豊富な経験を積まれた方々でした。
今般の役員改選に際しては、協会設立以来の年月も考慮し、産業廃棄物の処理を主な業務とする事業者から理事長をとの気運がありました。このような状況の中で、理事長の重責を引きうけることとなりました。まずもって、会員の皆様方のご協力を、心よりお願い申し上げます。
さて、3月の「東日本大震災」では、年間の産業廃棄物発生量の約6%にあたる2,500万トンの災害廃棄物が発生しましたが、その処分は遅々として進んでいません。当座の課題として、行政等の関係者と一体となって、協会あるいは協会員として、できる限りの支援をしたいと考えています。
一方、震災の影響で生産活動が、停滞したり、後退するのではないかとの懸念もあり、協会員それぞれの知恵、工夫が求められております。
また、4月に施行された廃棄物処理法の改正をみますと、従来の規制中心から、優良事業者の育成に舵が切られたように思います。法改正による新制度を活用して、より以上に社会の信頼が得られる業界に成長をしたいと思います。
公益法人制度改革に伴い、来年度以降は、当協会も現在の社団法人から、一般社団法人に衣替えをして運営する予定です。これを機に、協会員へのサービス、共益事業をより充実させたいとの思いもございます。
いくつかの課題はありますが、限りある資源を有効に利用し、「持続可能な社会」の実現に微力でも貢献したい、我々の業界は、まさにそのような立場にあると認識しております。特に、産業の発展と良好な生活環境の保全は、社会の願いであり、わが産業環境保全協会の責務である」と肝に命じ、会員の皆様とともに協会の発展に邁進する所存でございます。
今までと同様のご支援を賜りますようお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。